メガネの価格は「フレーム」「レンズ」「技術料」の3つで決まります。 長安眼鏡店の場合、フレームは2万円〜5万円が中心価格帯、レンズを含めた一式の目安は5万円〜8万円です(2026年9月時点・税込)。
同じ「メガネ一式」でも、店によって価格帯は大きく違います。数字だけを並べても比べようがありません。大事なのは、その金額が何に対して支払われているのかを知ることです。
この記事では、メガネの価格がどう決まるのか、予算をどう考えればいいのかを、高松市浜ノ町の長安眼鏡店が解説します。
メガネの価格は何で決まるのか?
メガネの代金は、大きく3つに分かれます。
- フレーム代 — 顔に乗る枠そのものの値段
- レンズ代 — 見え方を決める部分の値段
- 技術料 — 測定・加工・フィッティング・アフターケアにかかる人の手間
店頭の表示価格が「フレーム込み・レンズ別」なのか「一式込み」なのかは、店によって違います。見積もりを比べるときは、まずここを揃えてください。
技術料は単独で表示されないことがほとんどです。フレーム代やレンズ代に含まれている形になります。だからこそ、見えにくい部分でもあります。

メガネの価格を構成する3つの要素
フレームの価格は、どこで差がつくのか
素材・製法・生産国の3つです。
素材では、チタンやβチタン、ステンレス、アセテート(プラスチック)などが使われます。チタン系は軽くて錆びにくく、金属アレルギーが出にくい一方、加工に手間がかかります。
製法の差も大きく出ます。同じ形でも、金型で一気に成形したものと、職人が削り出して磨き上げたものでは、かけ心地も耐久年数も変わります。丁番(テンプルの付け根)の作りは、日々の開け閉めに耐えるかどうかを左右します。
つまりフレームの価格差は、見た目より「壊れにくさ」と「かけ心地」に出ます。毎日かけるものなので、この差は思った以上に体感できます。
当店ではフレームを40以上のブランドから選べます。中心価格帯は2万円〜5万円です。
レンズの価格は、どこで差がつくのか
設計・屈折率・コーティング・機能の4点です。
- 設計 — 遠くだけを見る単焦点か、手元まで見える累進(遠近両用)か。累進レンズは設計が複雑なぶん高くなります
- 屈折率 — 度数が強い方ほど、薄く仕上げるために高屈折率のレンズが必要になります
- コーティング — 傷に強い、汚れが落ちやすい、反射を抑えるなどの処理
- 機能 — 紫外線や短波長の光に配慮したもの、運転向け、偏光など
たとえば偏光レンズは、メーカーによって価格帯がはっきり分かれます。当店は7つのメーカーを扱っているため、ご予算と用途を伺ったうえで店頭でご案内しています。
「同じ度数なら、どのレンズでも同じように見える」ということはありません。設計と素材で、視野の広さも歪みの少なさも変わります。
見えない部分にかかる「技術料」とは
メガネ代には、モノの値段だけでなく人の手間が含まれています。
具体的には、次のような作業です。
- 使い方の聞き取りと視力の測定
- レンズの中心と瞳の位置を合わせるための計測
- レンズの加工(フレームの形に削り出す作業)
- 受け取り時のフィッティング
- 購入後の調整・相談
当店では、実際にメガネを作るときの測定に20分ほどかけています。視力を測るだけなら20秒で済みますが、普段どの距離を一番長く見ているかまで聞かないと、度数は決められないからです。
この部分は価格表に載りません。それでも、仕上がりを大きく左右します。
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見積もりを比べるときに確認する4点
複数の店で見積もりを取るなら、条件を揃えないと比較になりません。 確認すべきは次の4点です。
- レンズの条件が同じか — 片方だけ薄型や高機能コーティングが入っていると、金額差は当然出ます。設計(単焦点か累進か)、屈折率、コーティングの有無を揃えて比べてください
- 総額か、一部か — 「フレーム込み」の表示でも、レンズは別、コーティングは別というケースがあります。最終的に支払う金額で比べます
- 納期 — 取り寄せか在庫かで、受け取りまでの日数は変わります。急ぐ事情があるなら、これも判断材料です
- 購入後の対応範囲 — 調整は何度まで無料か、度数が合わなかったときはどうなるか。ここは金額に表れないぶん、差が出やすい部分です
口頭のやり取りだけで終わらせず、内訳を書いたものをもらっておくと、あとで比べやすくなります。
当店では、ご希望を伺ったうえで内訳をご説明します。分からない項目があれば、その場で聞いてください。

長安眼鏡店の価格の目安
予算はどう決めればいいのか
「いくらまで出せるか」ではなく、「何年、どれくらい使うか」で考えてみてください。
メガネは毎日、起きてから寝るまで顔に乗っているものです。仮に6万円のメガネを3年使うとすると、1日あたり約55円になります。
もちろん、これは机上の計算にすぎません。ただ、家具や靴と同じで、使用時間が長いものほど作りの差が体感に直結します。メガネは1日あたりの使用時間がもっとも長い持ち物のひとつです。
もうひとつの考え方が、2本目を持つことです。1本で全部をまかなうより、「運転用」「デスクワーク用」のように役割を分けたほうが、結果的に楽に過ごせる方は多くいます。この場合は、1本あたりの予算配分が変わってきます。
価格帯によって、何が変わるのか
価格が上がるほど変わるのは、主に「かけ心地の持続性」と「選択肢の幅」です。
低価格帯のメガネは、短期間で使い切る、あるいは予備として持つという使い方に向きます。度数が合っていれば、見えること自体に問題はありません。
一方で、価格帯が上がると、フレームの素材と作りが変わります。長く使っても型崩れしにくく、調整が効きます。レンズも、度数が強い方や遠近両用を使う方ほど、設計の違いが見え方に直結します。
当店は、価格の安さで選ばれる店ではありません。見え方と目の健康、そして自分に合うものを長く使うことに価値を感じる方に向けた店です。そのうえで、予算の範囲でできる最善の組み合わせをご提案します。
ご予算がお決まりの場合は、最初にお伝えください。そのなかで優先すべきところをご説明します。
よくある質問
Q. メガネができるまでどれくらいかかりますか?
来店から受け取りまで、およそ2週間です。在庫のあるレンズであれば、当日加工・即日お渡しができる場合もあります(混雑状況によります)。
Q. 予算内に収めたい場合、どこを削るべきですか?
フレームで調整することをおすすめします。レンズは見え方そのものに直結するため、度数が強い方や遠近両用をお使いの方ほど、ここを削ると満足度が下がりやすくなります。
Q. 手持ちのフレームにレンズだけ入れられますか?
多くの場合は可能です。ただしフレームの状態によっては、加工に耐えられないことがあります。現物を見てご相談ください。
Q. 視力の測定だけでも料金はかかりますか?
視力検査は無料です。簡易的な測定なら20秒ほどで終わります。
高松市でメガネのご相談なら、長安眼鏡店へ
長安眼鏡店は、高松市浜ノ町の複合施設LIVLOV 2階にある、海まで5mのメガネ店です。ご予算とご希望を伺ったうえで、組み合わせをご提案します。
- 1級眼鏡作製技能士が在籍(スタッフ3名中2名)
- フレームは40以上のブランドから
- 視力の測定は無料
- 他店購入品のフィッティングも基本無料
- 予約不要・来店順にご案内
長安眼鏡店(株式会社讃岐眼鏡)
- 所在地:〒760-0011 香川県高松市浜ノ町49-20 LIVLOV 2F-A
- 電話:087-887-1642(電話受付 11:00〜18:30)
- 営業時間:11:00〜18:30(火曜日・第1・第3水曜日 定休)
- アクセス:JR「高松駅」より徒歩10分
- 公式サイト:https://sanukigankyo.com
- オンラインショップ:https://www.nagayasugankyo.com
監修:長安 崇(1級眼鏡作製技能士/長安眼鏡店 店主)
参考・出典
- 眼鏡作製技能検定 公式サイト(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)「眼鏡作製技能検定とは」 https://www.megane-joa.jp/about/
- 厚生労働省「技能検定制度について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/ginoukentei/index.html
※記載の価格は2026年9月時点・税込の目安です。最新の価格は店頭でご確認ください。


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